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Nikon D1X

多くの桜がいよいよ満開を迎えようとしている。木によってはまだ2〜3分咲きのものもあるので、来週後半くらいまではもつだろうと思われるが、満開のピークは今週末くらいになるだろう。去年一昨年と満開時の桜を追ってきたが、今年は散り際の桜を主にとらえてみようと思っているので、今週末あたりから本格的に桜を追ってみようと考えている。とりあえず今日は近所の富士塚公園の桜を見てきた。ここの桜は特に名所でもないのだが、こう言うどこにでもある普通の公園に普通にある桜と言うのもまた良い。

さて、一眼レフデジタルカメラの2台目を購入した。Nikonのデジタルカメラのフラッグシップ機 Nikon D1X。これまでずっとNikon D100を使ってきたが、一台だけだと望遠レンズと標準広角レンズをいちいち交換する手間がかかり、撮影時にはかなり煩わしかったのでずっと2台目を欲しいと思っていたのだが、D100購入から10ヶ月目にして2台目投入となった。 購入候補として最初にあげたのはNikonのFマウントレンズが装着できるカメラ5台、Nikon D1X、D1H、D100、Fujifilm FinePixS2pro、KODAK DSC14n(現在は海外のみの販売なので個人輸入)。ここから最終的に1台に絞り込んでいったわけだが、KODAK DSC14nは価格が高いのと国内サポートが受けれない(おそらく)ことから真っ先に選択枝から外れ、FinePixS2proはスペック的にD100とほぼ同等で、同等の機能ならば、操作を熟知しているD100の方が良いだろうということで、これまた選択肢から外れた。結局、Nikonのカメラだけが残った。さてここからどれにするかとしばらく考えていたのだが、それぞれのカメラにはそれぞれのメリットがあるので結構悩んだ。悩んだ末にまず外れたのはD1H。画素数が300万以下なので将来A3以上のサイズに大伸ばしたいと思ったときにはこれでは不十分だからだ。 それで最後に残ったのがD1XとD100だが、D100のメリットはD1Xの価格の半分であることと操作法を熟知しているので取り説を読む必要がないこと。一方のD1Xのメリットはオートフォーカスの精度がD100よりも高く、1/16000秒のシャッターまで切れることだ。さあ、どっちを取るかだが、最近の自分の撮影スタイルを振り返って考えてみると、動くものを撮影している時、D100ではピントがすぐに来ずにシャッターチャンスを逃すということがかなりあった。また、D100の最高シャッター速度1/4000秒以上の撮影をする時は、アナログカメラのNikon F4S(こっちは1/8000秒が最高速度)を使っていた。つまりD1Xを買えば、前者については改善が期待でき、後者についてはさらに最高速度のシャッターも切れる。一挙に二つの問題点が解決できるだろうと言うことで最終的にD1X購入となった。 最後に、D1Xは発売開始から2年近くになるロングラン製品(デジカメでは)で、そろそろ後継機発表の頃かなあとも思ったのだが、出てきたらD100を売り払って、そっちに切り替えれば良いと考えている(Nikon D2X購入は2005年7月16日の日記参照、Nikon D3購入は2009年2月21日の日記参照)。

 

使用機材 : Nikon D1X, Nikon AF ED 18-35 F3.5-4.5D (IF)