成田から11時間のフライトで南半球はオーストラリアのケアンズにやってきた。もちろん観光旅行。ケアンズを知らない人は多いかもしれないが、グレートバリアリーフに近い街と言うとイメージがわくかもしれない。オーストラリアは南北で気候が異なるが、ケアンズはオーストラリア大陸北東部の亜熱帯気候の地にある温暖な街。5月は秋になるのだが、半袖姿でも寒くない。 23日の夜便で成田を発ち、ケアンズには早朝に到着。軽く仮眠した後にランチを街中でとり、青果市場や土産物屋など街中をぶらぶらして、午後からのオプショナルツアーを申し込んだ。まずはコアラだっこツアー。 オーストラリアには珍しい哺乳類動物が生息している。遙か昔オーストラリア大陸はユーラシア大陸から分離し、ユーラシア大陸のエリアに生息していたこれらの動物が天敵からの攻撃で全滅したのに対し、オーストラリア大陸の哺乳動物は全滅をまのがれたため、現在でもこれらの種が生息しているのだ。 カンガルーは生物分類上は哺乳類有袋類に属し、字のごとく体の前側に袋（育児のう）をもった動物であるが、カンガルーの子は未熟で生まれるために、生後も袋内で育てるために必要とされている。生物学的にはきちんと合目的的に存在する器官なのである。 珍獣見学の後はバンジーショーを下から見学し、夜は地の物であるカニ・エビの刺身をオーストラリアワインとともにいただいた。こちらのワインは安い。毎晩開催されていると言うナイトマーケットをぶらぶら見てからホテルに戻った。

使用機材 : Sony CyberShot S-75